2007年08月03日

冷たい水

mizuba2.jpg



日曜日、近所の小学校に行った。

ひさびさに選挙へ。

どこの誰を支持する…という話じゃなく、

意思表示はしておかないとね。




子供が侵入者によって惨殺された事件以降、

オトナとして小学校に入ることって、少しどきどきする。

今は夏休みだから生徒はいないんだけど。



誘導の貼り紙を見て廊下を歩く


この小学校は校舎がコの字になってて、中庭があった。

小さな池もあり、豪華だね…鯉が居る。

母親と小さな子供が二人、池を眺めてる。



…と。キツい香水の匂いがして顔をあげた。
 
20歳そこそこの、思いっきりヤンキー?風の女の子が

僕の横を通り過ぎた。彼女は帰るとこだろう。


薄い色のサングラスに、おっぱい半分くらい見えてる服。

ちょっとうれしい。

おっぱいが…ではなく。こういうコも選挙に来る事に。

おわ。あまりにもベタな世間並みの偏見。反省。



中庭に沿って、水道の蛇口が並んでる。

蛇口は上を向いたり、横を向いたり。



投票は体育館(兼講堂)でやっていた。

木の色で満たされた空間は気持ちいい。

少し床ワックスの匂い。

バスケのコートが2つ。ゴールリング見てわくわくする。



なぜか…

生まれても育ってもない土地の、この学校がなつかしい。



『だれや、日直っ!黒板消せ!』

『女子は教室、男子は廊下で着替えろ!』

『しゃあないから、席くっつけて教科書見せてもらえ』

『虫が出たくらいで、ギャアギャア騒ぐなっ!』

『なんやっ、この紙ヒコーキだれやっ!』

『席が後ろでも先生のとこからはよう見えてるで』

『机を彫刻刀でほったヤツがおる!』

『この時間ホームルームにする。お前らで話し合え!』



僕は学校というモノがあまり好きじゃなかったが、

それでも、何かと初めて知った場所だった。

例えば。人を選ぶ経験をしたのも。

今。学級委員のかわりに政治家を選ぶことになっただけだ




来たとき通った道を戻り歩く。

中庭を通り過ぎようとして…ふと。

水道の蛇口をひねってみる。



あのとき。

部活を終えた僕らは、

今じゃ考えられないほど、がぶがぶ水道の水を飲んだ。

出る量よりも、身体が欲しがる量の方が多かった。




上に向けた蛇口から溢れ出す、あの時と同じカタチの水。

思ったより冷たい。

手のひらでうけて。




ただ指の間から流れ落ちるのを見た。





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posted by 宇野伸茂 宇野正剛 at 13:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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