2010年10月27日

アルミ

kawakaze.jpg


悔しいことがあった。

人に対して…と思ってたら、

結局自分に戻ってきた。

ブーメランだな。

ぐさーっと。


人はたぶん、誰でも嘘をつく。

理由があって嘘をつく。

それは仕方がないことだ。

それを酷いと言えるかと言えば、

僕には言えない。

嘘をついたことがないかと言えば、それこそが嘘になる。

おかしな話だ

誰かとトラブりたくないとか、傷つけたくないなんて、

少しだけ思えばこそ

嘘をつくもんじゃないのか。


でも結局は嘘をつかねばならない行動を

嘘をつく人はとってしまったのだけど。

でも結局は嘘をつかれるきっかけを

嘘をつかれた人は、つくったのかもしれないのだけど。



嘘は悪いものじゃないのかもしれない。

嘘が教えてくれる事だっていっぱいあるから。

例えば…


嘘をついた人間だからこそ、思う何か。

嘘をつかれた人間だからこそ、気付く何か。

嘘をつかねばならない時に思う何か。

嘘をつかれたことを気づいた時に思う何か。

直後に思う何か。

時間がたって気付く何か。


本当に大切な何か。


嘘は裏切りじゃないよ。たぶん。

だから見抜いてしまった嘘に

のってみるんだよ。

それでいいのかもしれない。

一つの嘘なんて、

生きてる上で

大したことじゃないよ。

がっつり、

馬鹿みたいにだまされて

のっかって。

嘘つかれる方が、救いもあるよ。



この深い炭坑の中を、カナリアを一羽連れて

歩き回ったところで、

ガスに気づいても逃げ出せる距離にいないじゃないか。

もっと深く掘りたかったんだ。先に進みたかった。

そこに行くと、スゴいもんが採れるのはわかってた。

爆発するかもしれない。でも堀りたいと思った。

あきらかに元気がなくなってくカナリアを

泣きながら胸の前に持って、

それでも先に進んだことがある。

何度だって死んでいるかもしれない。

心は。

でもそこで一度死んで、見えたものは

びくびくしてたころよりもしっかりしていて

確かなものになってる。

それが、ハッピーにつながることだってあるんだ。





お酒買い込んで、

江戸川沿いで、しこたま飲んだ。

今日は寒すぎた。



飲みほすたびに缶を握りつぶしてた。

やらかすぎるよ、アルミ缶。

原始人の持ってる骨付き肉の、骨っぽくつぶしたい。



つぶしかたが悪かったか、

指を切ってた。



馬鹿なことしてるよ



ったく。







posted by 宇野伸茂 宇野正剛 at 11:57| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月23日

1/8ケーキ

101012_205643.jpg


 どうでもいい話だけど、

 僕は気楽に呑むのが好きだ。何人で呑もうと。

 まぁ、何人か集まる“場”ってのは、
 
 用事が終わってもすぐに帰れない理由や、

 呑みながら分け隔てなく話そうよっていう

 “呑みにケーション(古)”ってのもあるから、

 たまには熱く語っても良いけど

 ちょうどいい配分ってものがある。


 例えば2時間呑むとしたら

 30分〜40分真剣に話せば

 あとの1時間半くらいは

 アホでお気楽な時間があればちょうどいいかと。

 いや、長くてもいいんだけど、

 経験上、お酒ってものが入って、

 アツい時間がそれ以上長くなると、かなりの確率で

 その場にいる誰かと誰かが意見対立したり

 誰かがムスっとするとこまで

 別の誰かが突っ込んでしまったり、

 下手すると泣くやつが出てきたり。

 過去、そもそもの議題をふった立場で、ヤな思いもした事があるので

 ヤバいムードになってくると

 別の誰かを見つけて、別のハナシのお題にすりかえたりもする。


 
 羽賀くん(仮名)は元ラガーマンで、初心者マークの役者さん。若い。

 彼とは東京のとある現場で出会ったのだが、

 かなりアツい。胸板も恐ろしく厚い。

 でも彼は飲み会では人に迷惑をかけないタイプである。

 ちなみに、男なのに長谷川理恵さんに顔が似ている。

 
 彼は集中力がとにかくすごくて

 害はないけど、一緒に呑むと質問攻めに合う。

 話しをするというより、ひたすら質問。

 …まぁ、こんな僕に興味を持ち、なついて(?)くれて

 色々聞いてくるのはそれはそれで悪い気はしないけど

 1時間30分を気楽に呑みたい僕としては圧倒されてくる。

 
 今、彼の一生懸命でまっすぐな眼差しの前で

 僕が

 『う○こっ!』とか、

 叫んだら…怒るよなぁ。とか思ったりする。

 頼むからほんの少しもリスペクトしないでね。こんな人間です。


 
 僕はその日、大阪に帰る予定だったが、

 彼も名古屋に帰るというので、同じ新宿駅まで一緒に移動。


 当然、彼は道中もよく質問してきた。

 バスの発着場所近辺についたところで

 僕は尿意をもよおした。


 僕『ごめん、俺ちょっとおしっこしてくるわ』

 羽『あ、そうですか。いいですよ』


 その会話での僕の意図は、僕が用を足してくるから

 そこで待っててよ、という意味なのだが

 彼はついてくる。し、横でしゃべってる


 羽『○vhv%$#h…、ところでドコ行くんですか?』

 仕方なく答える。

 僕『…イヤ、この時間になると地下入り口がしまるからさぁ、
   コンビニも遠いし…、し、仕方ない時にする場所があんの』

 羽『立ちションですか!やりますね』

 
 何をして “やりますね” なのかわからないが

 僕としては、羽賀くんにはついて来てほしくない訳で。



 まぁいいか。時間もないので彼を放置、

 僕はとりあえず周りをうかがいながら放ちはじめた…


 …。


 ! 気配。


 僕の左上腕と、羽賀君の右上腕が触れた。

 羽賀君が喋っている。


 僕の目を見て。


 しかし、やっぱり長谷川理恵さんに似てるな…って、


 …えっ!



 目が合っている?


 …なぜ目が合ってる?


 なんでそんな近くに居る!


 僕は放っている最中。


 ん?


 あぁ。なんだ。羽賀くんも“放っている”のかぁ。



 いやいやいや!


 女性にはイメージしにくいだろうが

 男同士が、一緒に用を足すときは

 同じ方向を向いてするもんです。

 トイレだって小便器は真横に並んでて…

 目が合うことはない。


 例えば、りくろーおじさんのチーズケーキを1ホール、

 8等分するとしたら、一片はかなり小さくなる。

 …えーと、僕と羽賀くんは、その8分割ケーキの曲線部分のように

 片腕同士が触れ合って、立っているのだ。

 おしっこの軌道が、切ったケーキの長い辺を表すとして、

 でも羽賀君は僕と目が合うのは、

 ケーキなら、二人の軌道の到着地点はケーキ中心のはずが、

(…この例えは通じてるのだろうか)

 話に熱中するあまり、肩が触れる距離で

 さらに僕よりに体を向けてしまってるワケです。

 もはやケーキのかたちではない。

 軌道としてエックス、いやプラス型に

 放っているわけです。相当近い。


 ここは暗い。

 …間違っても僕のズボンとかにかかってないよねぇぇ…、


 文字通り“不意打ち”をくらって(うまい)

 
 “ちょっ、近いよっ!かかるやん!”

 …とは言えず。


 『羽賀くんも、したかったんやね』

 意味不明の言葉を言ってしまった。


 そんな僕の気持ちをよそに

 羽賀くんは話し続けた。

 
 恐ろしい集中力だ。


 


 
 緊急事態だったので。立ちションはいけないと思いつつ。
 とある路地裏、ごめんなさい。
 ちなみに、写真は本文と全く関係ありません。
posted by 宇野伸茂 宇野正剛 at 02:41| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月15日

テンシ

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 天使の人形を買った。

 …人形というのかな、壁に吊すような前半分だけ立体的なもの。


 男でこのテのものを部屋に入れるのは、

 メルヘンチックでサブい気もするけど、

 実は、結構昔から天使というもんが好きだったりする。

 トイレに天使の線画を置いてたりする。

 ミック・イタヤという人のイラスト。


 大人の男か女の天使が好きだ。どっちかと言うと女かな。

 …? 天使に性別とかあったかな。

 つまり、語れるほどのマニアではない。

 顔が小さくて羽根が大きいのが好きだ。


 神様らしき存在を信じないので、矛盾してるみたいだけど、

 僕にとっては別モノ扱いである。


 単純に、人に羽根がついてる見た目が好きなのかもしれない。

 レッドツェッペリンの天使マークはカッコいいし。いつ見ても。




 大阪は本町に船場センタービルという、

 阪神高速の高架下にやたら長く東西に続いてる問屋街がある。


 繊維関係やアジア雑貨の店とかが多い。

 確か10号館まである中で、


 1号館…が一番きわどいモノを売っている。

 うすい紫のサングラスをかけてる“マダム”が好きそうな

 ヨーロッパ調の家具やら雑貨やらの店が数あり…


 そう、そういうマダムは小便小僧に似た顔の

 “子供”の天使が好きそうだ。 たぶん。


 モチーフが薔薇だらけで、店全体がピンク色になっている店もあれば、

 ゴシック系アニメに出てきそうなシャンデリアの店とか

 ステンドグラスの店とか。

 べネチアンマスクを売ってる店もある。

 どうでもいいけど、

 ベネチアンマスクはいつか欲しい。しかも何個か。

 別に、女性と変なプレイをしたいとかではなく、

 いや場合によっては変なプレイをしても良いのだが

 あざやかで、どっか怖いマスクにはひかれる。道化っぽいやつも。



 20cmくらいの天使がセールワゴンの隅に吊られていた。

 近づくと、

 「500円」

 安っ!と思ったら、

 タグに「わけあり」とマジックでかいてある。

 少しヒビが入ってる。

 し、片方の羽根に釘かなんかを刺したような穴が二カ所。

 汚れているし。


 「展示品です」

 …ん。そりゃそうだわな。…いやどんな展示をしたんだ。


 しかし…

 この痛々しくも、ぴりっと綺麗な顔した天使が

 妙に気になって仕方がなかった。

 …というなりゆき。



 天使って、架空の世界でも役割が

 ざっくりしてるよな。

 善いやつも悪いやつも居るパターンがあるし。

 どこか半分人間のような中途半端な、ね。



 ヒトが

 死ぬ前とか死んだ時に

 どっかへ連れてく…という登場。

 そんなかんじ。


 それ以上のことはたぶんしないだろう。

 死神とどう違うのだろう。



 歯ブラシでごしごしこすってキレイになった。

 乾かすために


 ベランダに吊って干した。


 本当は当たり前なんだろけど。

 空に浮いてる天使は。



 妙な気分だ。数分眺めた。


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posted by 宇野伸茂 宇野正剛 at 00:55| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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